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古賀氏山ネット・トレイル1.位置 [古賀志山ネットトレイル紹介]

1.位置
 古賀志山と森林公園は、栃木県の県庁所在地である宇都宮市の西北西にあり、市の中心地(市役所)から約12㌔㍍と市街地から近い。車で行けば、赤川ダムの直ぐ下流に300台駐車可能な森林公園駐車場を備えており、近県から大型バスで訪れる人も多い。森林公園の北西部は日光市に、南部は鹿沼市に接しており、この日光市の一部も含めて、大きな山地を形成している。
 市街地から近い影響か、携帯電話ドコモFOMAの場合)は、一部の谷部を除いて、ほぼ全域の各地点から通話可能なので、うまく活用し、安全なトレイル・ウォークを楽しんでいただきたい。

2.アクセス
 (1)チャーターバス・自家用車利用
遠くから車で訪れる人は、東北自動車道路の宇都宮ICを降り一般道を約15分走行、又は同・鹿沼ICを降りて一般道を約25分程度走行すれば森林公園駐車場に到着する。
宇都宮ICから向かう場合は、日光宇都宮道路と平行する国道119号線沿いを北に300mほど最初の信号で左折して500mほど西に向かい、T字路にぶち当たったらその国道293号線を左手にコンビニ「ファミリーマート」を見ながら左折する。左折したS字状に大きくうねる道路を左手に「ロマンティック村」を見て通り過ぎ道なりに2kmほど南下すると左手前方にコンビニ「セブン&アイ」のある信号を右折する。右折後400mほど進むとT字路にぶつかるので左折し南に150mほど進んだら右折して「下野萩の道」に入る。(右折しないで直進すると、「多気不動尊」を祭る「多気山」に向かう。)「下野萩の道」を西に1km弱進むと、「森林公園通り」に交差するので交差したら右折する。「森林公園通り」ののどかな風景の中を1km強ほど道なりに進むと森林公園駐車場に到着する。

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はじめに [山岳ガイド]

はじめに
古賀志山(こがしやま)は、栃木県の県庁所在地である宇都宮市の西北西約12km.に位置する。同市の森林公園と栃木県立自然公園の中心にあり、ほぼ東西に伸びる中央山稜の東端に位置している。
この中央山稜の東端から北部に尾根が延び、さらにその北端から派生尾根が東西に延びて、東端には鞍掛山(くらかけさん)が、北西端には444㍍の無名峰が、鞍掛山の南方には天狗鳥屋(てんぐとや)が陣取っている。都合5㌔㍍四方に各尾根とその支稜が幾重にも張り出している。
古賀志山山頂には、宇都宮市最高標高点となる582.3㍍ルの三角点が設置されており、西方面に御岳(おんたけ)、さらに西端に535㍍の標高点を持つ赤岩山が続き、東西に約1キロメートル続く岩尾根を形成している。
古賀志山と御岳そして鞍掛山などの山頂付近には社(やしろ)又は祠(ほこら)が設置され、古い昔から多くの人に敬われ又愛されてきたことが伺える。50万人都市の宇都宮市や10万人の人口を抱える鹿沼市などの近在市街から近く、森林公園に広い駐車場を備えているアクセス条件の良さもあって多くの登山愛好家を集め、近年では主登山道から、いつの間にか沢山のトレイルが延びている。
岩尾根を針葉樹林帯と広葉樹林帯が囲うこの地域には、変化に富んだ適度な岩稜ルートが存在するとともに、カタクリ、アカヤシオそしてヒメイワカガミなど四季おりおりに咲く花の種類が多いため、ルートや花を求めて、必然的にトレイルが増殖して行ったものと思われる。
常連の愛好家の話では100ものコースが存在するとのことである。ここでは、一般登山道として紹介されている3コースに、愛好家の利用が多いバラエティに富んだ7コースを加えた主要10コースを中心にして、その主要コースに繋がるバリエーション・ルートもできる限り紹介していく。
この網の目状のトレイルを自由自在に歩き回り、四季おりおりの風景や、豊富な自然を安全に楽しんでもらいたい。このような楽しみ方は、アルペン登山では中々経験することはできず、これを『ネット・トレイル』と呼んで、他の登山・ハイキング形式とは区別したい。
このコースガイドでは、上記10コースを中心に、その派生コースも含めて、四季おりおりの植物を紹介しながら、各コースの特徴や注意箇所を解説し、自分の技量に合わせて安全に巡ることができるネット・トレイルの楽しさを紹介する。 コースの豊富さに比べて標識が極端に少ないこのトレイルを、できるだけ多くの人に安全に楽しんで頂くのが、筆者の願いである。

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